みなさんは「ブロッケン現象」をご存じでしょうか?
「ブロッケン現象」とは、簡単に言うと丸く見える虹🌈です。
「ブロッケン現象」について今回は詳しく紹介していきます。
これを読めば「ブロッケン現象」を見に登山がしたくなるはずです。
「ブロッケン現象」てなに?
「ブロッケン現象」とは太陽の光が背後から差し込んだ結果、自分の影が雲や霧などのガスに映る。その影の周りに丸い虹ができる現象です。
言葉で説明するよりも写真で見た方が分かりやすいと思いますので。いくつか載せます。
※写真の真ん中に丸い虹が映っています。これが「ブロッケン現象」です。
ブロッケン現象の名前の由来
ブロッケン(Brocken)の名前の由来は、ドイツのブロッケン山(標高1142m)で、この現象が観測され報告されたことからきています。
日本では「別名」で呼ばれている
日本では、このブロッケン現象を、御来迎(ごらいごう)、山の御光(やまのごこう)、御光(ごこう)と呼ばれたりしています。
ブロッケン現象てそんなに珍しいの?
登山中にブロッケン現象が見られたら、「運がいい」、「幸せになれる」とよく言われます。
なぜかというと、「ブロッケン現象」をみるためには、標高の高い山への登山、飛行機の中にいることに絞られます。
ビルの屋上や東京スカイツリーからは見られないのです。
実際に登山歴2年の僕も「ブロッケン現象」を見られたのは、つい最近です。
この2年間「ブロッケン現象」がみたくて、何回も朝駆け(早朝登山)をしてきました。 ですが、気象条件や環境に恵まれず、なかなか見ることができませんでした。
ですので、「ブロッケン現象」が見られたときはすごく感動してテンションも爆上がりでした。
さらに「ブロッケン現象」の出現条件として、 ①自分の背後に太陽があること ②その下に霧や雲があり、太陽に照らされていること
この2つがあげられます。
ですので、早朝に登山したり、飛行機の中にいたりしても、この条件が揃わないと見られないということになります。
まとめ
以上が「ブロッケン現象」についてでした。
一生のうちに一度は見ておきたくなったのではないでしょうか?
街中にいると見られない、知らない現象が山にはあります。
それを見るか見ないか、知るか知らないかで自分の幸福度や満足度も変わってくると思います。
ぜひ、「ブロッケン現象」を見る目的で登山にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんよ。
登山を始めたい、始めてみたけど、「必要な道具が分からない」「どこで登れるか分からない」「登り方が分からない」「1人では不安だから誰かに案内してほしい」このようにお悩みをお持ちの方は、是非、僕にご相談ください。
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