梅雨の合間を狙って朝駆けした話

皆さんお久しぶりです。梅雨に入り1ヶ月ほど山にも行けず、ブログの更新もさぼっていました。

今回は梅雨の合間を狙って高千穂峰に朝駆けをしてきました。

久しぶりの朝駆けで感じたことを紹介します。

僕は、登山を趣味にしていますが、朝駆け自体10ヶ月ぶりだったので今回、早朝から登る体力があるか、暗い登山道を一人で登っていけるかなどいくつかの不安がありました。ですが、無事何事もなく山頂へ登ることができました。

季節は初夏となり、日の出の時間も早くなってきて現在は朝5時頃が日の出時刻になっています。ですので、今回は3時半から登り出して、5時前に山頂に着く計画で家を出発しました。

荷物は、トレイル用の6Lザックに水分1Lとおにぎり2個のみと軽量化し準備、登山口の駐車場に着いたのは予定よりも30分遅れて朝4時です。

今日は土曜日、天気予報は晴れ予報、誰かしら登山客はいるだろうと思いながら高千穂河原ビジターセンターに着くと、駐車場に車は1台もありませんでした。

出だしから予想外の僕は、誰もいないならせっかく来たけど、駐車場で折り返して帰ろうかなとも考えましたが、せっかくここまで来たし、登って帰るかということで駐車場に車を止め、登山の準備を始めます。

外気温は15℃、少し肌寒いくらいでした。暗闇の中1人で黙々と準備を進め、ふと空を見上げると曇っており月明り、星空はありません。

山の方からは虫か動物かわからない、鳴き声だけが定期的に聞こえてきます。

そんな中を準備を終えて出発しました。唯一ある明かりはヘッドライトのみ、夜中に1人で登っていくのは心細いので、radikoでラジオを聴きながらトボトボと山頂を目指していきます。

途中何度も後ろを振り返っては誰か来ていないか確認しましたが、誰もいません。

韓国岳の山頂の方を見ると、何個かヘッドライトの明かりが見えて、向こうに行けば良かったと思いながら登り進めていきます。

それと同時に30分遅れのスタートでしたから、巻きで登らないと日の出の時間に間に合わないと思い、休憩せずにタイムアタック状態でした。

結局山頂に4時50分頃に着き、ぎりぎり日の出の時間までに間に合ったので、日の出を待機していました。

山頂から宮崎市内方面をずっと見ていましたが、雲が一面かかっており、日の出は見えそうにはありません。ところどころ雲の隙間から赤い光は見えていますが、肝心な太陽は見えずじまいでした。

1時間ほど山頂に滞在しましたが雲は晴れることなく、今回の朝駆けは終了しました。

久しぶりに朝駆けをして山頂から眺める景色を見て、”自分はとても小さな存在”だと改めて気づかされたと同時に物思いに更けていました。そして、自然の魅力はとても偉大です。

山頂から見える景色は夜明け前の街に明かりがともっており、車がヘッドライトを照らしながら動いています。そういうのを見ると、そこに人々の暮らしがあって自分と同じように生活をしている、でもそれを上から見るとすごく小さくてまるでアリのように見えます。そしたら、自分含めてすごく小さい存在なのだと感じました。

日の出は見られませんでしたが、久しぶりの山行で気分はめちゃめちゃリフレッシュしました。

やっぱり山はいいですね!


 

monngonia
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登山を始めたい、始めてみたけど、「必要な道具が分からない」「どこで登れるか分からない」「登り方が分からない」「1人では不安だから誰かに案内してほしい」このようにお悩みをお持ちの方は、是非、僕にご相談ください。

 

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