皆さん「きじうち」「お花摘み」と聞いてなんのことかわかりますか？
「きじうち」「お花摘み」とは登山中に用を足す（トイレに行く）ことの隠語として用いられます。
この山でのトイレ事情なんですが、男性も女性もたくさん困っている人がいると思います。
有名な山に行けば、有料トイレ、仮設トイレ、トイレ付きの山荘、携帯トイレブースいろいろあります。
ですが、春夏秋の3シーズン限定だったり、携帯トイレをもっていないと使えなかったりとまだたくさんの課題があると思います。
また、排泄物の処理もいろいろで山にそのまま流す、ヘリコプターでおろす、バイオの力で分解するなどいろんな手法があります。
実際に僕も登山中うんこがしたくなって、走って登山口まで下山したこともあります。
排泄という生理的なものは突然襲ってきますので、自分でも予期できなこともあるでしょう。
そんな予期しないトイレ事情にぶち当たってもトイレのない環境で問題なく解決できるように携帯トイレを開発したいと考えていますが、なかなかうまくいきません。
なぜなら、僕が普段登山中におしっこしたくならないからです。つまり尿意が来ないわけです。
尿意がきたときはよりによって、登山口できれいなトイレがあるところがほとんどなわけです。
でも複数人で登山に行くと必ず一人や二人は尿意、便意で走って下山していく人を見ます。
ですのでそういう方々に役立つものを開発していきたいと考えます。
複数人登山でバラバラな行動は遭難の元です。それが下山であっても一緒です。トイレのために先に降りたはずがはぐれてわからなくなるというケースも登山をしていると聞きます。
それはさておき、僕が考える携帯トイレは２つあって一つは「TENGA」をモチーフにおしっこ用に改善できないかなと考えております。
「TENGA」とは成人男性用のおもちゃ（性用品）です。それをモチーフにした携帯トイレができそうな予感がしています。
それからパンツ型トイレというのも考えています。これはうんこ用でどういうものかというと、おむつとは違って、お尻のところが袋状に膨らむようになっていて、そこにうんこを出しちゃおうというものです。
おむつはうんこをするとお尻の周りに付いてしまいますが、これはうんこがつかずに済むものです。
この2つのメリットは最悪人目があってもそこまで嫌にならないのではないかという点です。
人が用を足すときに人目を気にするのはいろいろな理由があると思います。
その一つとして肌が見えてしまう＝恥ずかしいにつながると考えています。
これは僕の持論なので、一つの仮説ですが肌が見えないようにすれば恥ずかしい（羞恥心）が少しは減るのでは？と思いました。
そこで肌が見えないように隠しながら用を足す。
ほかにも音や匂いなどの課題もあるのでそこも考えていかないといけません。
例えば、「おとひめ」みたいなものを使ったり、「消臭」対策も取り入れたりする必要があります。
人の生理現象である排泄にはたくさんの課題がありますが、似たような携帯トイレしかないからこそ新しいトイレを開発していきたいです。
そしていつか皆さんが気にすることがない排泄を実現できるものが出来上がるといいと思っています。
登山を始めたい、始めてみたけど、「必要な道具が分からない」「どこで登れるか分からない」「登り方が分からない」「1人では不安だから誰かに案内してほしい」このようにお悩みをお持ちの方は、是非、僕にご相談ください。
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