奈良時代からあるといわれる伝説の聖剣

今回紹介するのは、奈良時代からあるといわれる伝説の聖剣「アマノサカホコ」です。

漢字で書くと「天逆鉾」となります。

これがあるのは、宮崎県と鹿児島県の県境にある高千穂峰(たかちほのみね)です。

高千穂峰に関してはこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

今回はこの高千穂峰にある「天逆鉾」について取り上げます。

奈良時代からあるという伝説の剣

「天逆鉾」は奈良時代から「高千穂峰」の山頂にあるといわれています。

もともとは「国産み」のために使われたといわれる鉾で、国家の安定や平和を願ってこの鉾が二度と振るわれることのないように高千穂峰の山頂に突き刺されたといわれています。

ただ誰が何の目的で突き刺したのか明確な史実はありません。

この「天逆鉾」「日本の三奇」のひとつとしても紹介されていたりします。

坂本龍馬が引っこ抜いたエピソード

坂本龍馬が妻のお龍と高千穂峰に新婚旅行に訪れた際、この「天逆鉾」を引っこ抜いてしまったそうです。

このエピソードは龍馬自身が手紙で姉に伝えており、手紙も「桂浜の龍馬記念館」に現存しているそうです。

坂本龍馬が新婚旅行で「高千穂峰」を訪れたのは、1866年といわれているので、約150年前のことです。

現存する「天逆鉾」は本物とレプリカ

この「天逆鉾」は高千穂峰の噴火で折れてしまい、頭を出している部分はレプリカになっています。

折れた柄の部分はどこかに行って行方不明のようです。

そして地中にある部分が本物のオリジナルとして、現在も眠っています。

「天逆鉾」のまわりは囲いがあり中には入れないようになっていますが、その中に奈良時代からある剣が今でも眠っていると思うと感慨深いです。

そして奈良時代から令和まで約1300年間同じ場所に現存しているというのはとても素晴らしいことです。

パワースポットの一つにもなっているので、ぜひ興味のある方は足を運んで実際に見てみることをおすすめです!

高千穂峰の登山道に関してはこちらをご覧ください。

ここでは高千穂峰の登山道やほかの歴史についても記載していますので、ぜひご参照ください。


 

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