今回は「雪庇」について説明します。
読み方は「せっぴ」と読みます。
「雪庇」とは冬の雪山で見られる、使われる言葉です。
雪庇ってなに?
「雪庇」とは山の尾根沿いや馬の背といわれる場所にできやすいです。
すべての雪山で見られるものではありません。
下の絵のように、一定の方向から風が吹き、雪がだんだんと風に流されて風下に雪が積もります。
その積もって固まった部分が「雪庇」になります。
そして「雪庇」が恐ろしいのはどんどんと伸びて固まっていくのです。
雪庇はあぶない!!
「雪庇」は雪が固まってできた部分です。
ではそこに人が乗ってしまうとどうなるでしょうか?
雪と一緒に崩れて落ちてしまいます。
ですので、雪山に行ったら「雪庇」には乗るな!というのが鉄則です。
ただ分かったていても恐ろしいのが雪山です。
雪山の天候は常に晴れているわけではありません。
時には吹雪いて前が見えないことがあります。
そんな時に雪庇は危ないと知っていても乗ってしまっていた。ここは雪庇ではないだろうと思っていたら乗ってしまっていた。
そんなことがあります。
ですので、雪山に登る際は十分な準備をして、まずは経験者と行くというのが必要です。
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