登山をしていると、人工物なのか自然にできたものなのか、わからないものと出会うことが あります。
またなんでこんなところにというような場所にも人工物があります。
僕はそういう人工物や廃墟にはロマンがあると感じます。
山の中のトロッコ道
宮崎県都農町の山手に広がる尾鈴山系に行くと、旧トロッコ道が九州自然歩道として整備して あります。
ここは明治時代~昭和中期まで木材の搬出用としてトロッコが走っていました。
このトロッコ道には岩をくりぬいたトンネルや石垣があります。そしてこれは昭和初期に人の手で掘られたり、積まれたりしたと考えられています。
そういったものを見ると、僕は何のために、どんだけの労力をかけて作ったのか疑問に思います。また、昔はたくさん人がいてにぎわっていたのかなという想像もできます。
調べると、昔の人のすごさというものを感じます。さらに昔の九州は炭坑や林業が盛んであった ため、そこにかかった労力はとんでもないものだと知りました。
それが今でも残っていて違う形で利用されています。過去のことを知った上で現地に行くと さらに楽しみ方増えます。より細かく人工物を見たくなります。
しかし、最近では安全面や荒らしなどを考慮して歴史的な建造物の立ち入りが厳しくなっていますが、それでも残っているだけで十分すごいですし、ありがたいことです。
石切り場?自然の風化?
宮崎県延岡市の行縢山(むかばきやま)に登っていた時です。
登山道の中腹あたりで右手側に切り立った岩場が見えてきました。
その形が人工的に削られた岩肌にも見えるし、自然の風化でできたようにも見えます。 どうなのかはわかりません。
もし仮にそれが人工的であったらここで石を切り出して使っていたのかな?とか どうやて切り出したのかな?とかいろんな想像が膨らみます。
山中の廃村、廃墟
昭和には人々の生活があったけど、今は限界集落となり廃村となっているところもあります。
行ったことはないですが、有名なのは宮崎県市西都市の寒川村が廃村としてあります。
ここは昭和の頃、林業が盛んで、人々の暮らしがありました。
ですが今は廃村となり家屋や小学校だけが残っているようです。
また山の中には1軒の廃墟やホテルの廃墟などもあります。
廃墟は何か不気味な感じで気味悪いですが、そこが過去には栄えていて人の暮らしがあったと 思うと不思議です。
登山を始めたい、始めてみたけど、「必要な道具が分からない」「どこで登れるか分からない」「登り方が分からない」「1人では不安だから誰かに案内してほしい」このようにお悩みをお持ちの方は、是非、僕にご相談ください。
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